(2013.03.01更新)
ご家庭での絵本の楽しみ方
こどもにとって絵本はどのような意味があるのでしょうか?
言葉がまだよくわからない時期から絵本を読み聞かせてもムダだと思っていませんか?
絵本を読み聞かせる一番の目的は、親子のふれあいの場を作ること。 信頼できる大人に絵本を読んでもらうことは、子どもにとって楽しい経験となり、大人からの安らぎや信頼のメッセージをしっかり受け止めます。
また、子どもは、このような大人とのコミュニケーションによって言葉を習得し、思考力を発達させていくのです。
いつから読んであげればいいの?
読んであげるのに早すぎるということはありません。ただ、トイレトレーニングなどと同じように個人差もあります。
子どもは好奇心で満ちています。いろいろな絵本をよんであげて、お気に入りの本をみつけてあげてください。
どんな絵本を選べばいいの?
- 身のまわりのものが出てくる絵本
食べ物、生き物や洋服など、身近にあるものを絵本で追体験することができ、それによって子どもの世界が広がっていきます。
- 繰り返しが出てくる絵本
繰り返し同じ音が出てくる絵本を子どもは楽しみます。言葉のリズムが心地よいものを選ぶとよいでしょう。
- 大きさ、絵など
大きさは小さめのものがよいでしょう。広げたときにお子さんの肩幅ぐらいのものが首を動かさずに全体が見渡せ、焦点を合わせやすいようです。
また、絵のはっきり明るく丁寧に描かれたものを選ぶとよいでしょう。
子どもが自分でめくる場合は、厚い紙でできている本がめくりやすいこともポイントになります。